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「モチベーションで仕事をするな」で仕事効率が劇的に変わる新常識!

こんにちは! 行動分析学の専門家、手島栞です。「どうしても、目標に向けた行動がとれない…」そんなお悩みをお持ちの方へ向けて、行動するためのヒントをお届けしています。

「仕事のやる気が出ない」「頑張ろうと思っても続かない」という悩みについて、真っ先に思いつく解決策は「モチベーションを高める」ことかもしれません。

しかしモチベーションに頼って頑張ろうとすると、ある時はやる気が湧いて行動できても、次の瞬間には気力が失せてしまうなど、波が激しくなりがちです。

セミナー参加後はモチベーション高く「明日からやるぞ!」と意気込んでいたのに、一晩寝たらまた元に戻ってしまったなんていうことも。

この記事では、あえて「モチベーションに頼りすぎない」考え方を提案します。行動分析学の視点からモチベーションの正体を整理し、やる気の波に左右されない働き方を実現する具体的な方法を解説します。

あなたの「モチベーション」にまつわる悩みを、一緒に解消していきましょう。

モチベーションは「上げる」ものじゃない?──その仕組みと本質

多くの人は「モチベーションを高めれば行動できる」と考えがちですが、本当にそれだけで解決できるのでしょうか?ここではまず、一見正しそうに見える「モチベーションを上げる」思考の落とし穴について見ていきましょう。

一般的な「モチベーションを上げる」思考の落とし穴

高いモチベーションで行動できたときの集中力や、“ゾーン”に入った感覚は驚くほど強力です。しかし、そうした状態は長く続かないことも多く、反動のように低いモチベーションの波が同じくらい大きく訪れます。

「やる気を出してやれた」成功体験が増えれば増えるほど、やる気がない状態とのギャップが目立ち、モチベーションの上下動がより激しくなるケースも少なくありません。

 “モチベーションが上がる”ことへの依存を手放すメリット

「モチベーションが上がったときだけ行動し、下がったときは何もできない」というパターンが習慣化している場合、それはいわばモチベーション依存と呼べる状態です。長年このスタイルで働いていると、ほかのやり方が想像できず、「変えるなんて無理」と思えてしまうかもしれません。

しかし、やる気の有無にかかわらず行動できる仕組みを整えておけば、波が下がったときにも手が止まってしまうリスクを減らせます。内面の感情に左右されることなく、常に一定の成果を出せるようになるため、長期的に見て安定したパフォーマンスを維持しやすくなるのです。さらに、もし強いモチベーションが湧いたときには、その土台の上で一気に力を発揮できるため、相乗効果でより大きな成果を狙えるでしょう。

モチベーションは“勝手に上がる”仕組みが大切

行動分析学は、心理学の一分野であり、人や動物の行動の仕組みを科学的に研究した学問です。

行動分析学の視点では、やる気が高まる仕組みや環境こそが鍵だと捉えます。モチベーションがなかったとしても、行動を続けられる仕組みが整っていれば、自然とやり始められ、進めるうちにやる気が出てくることが多いのです。

言い換えるなら、「モチベーションを上げる」より先に、「モチベーションが低くても動ける土台」を作ることが大切だという考え方になります。

それでも「やる気」が生まれたときに活かせるメリット

モチベーションを手放すわけではなく「そこに依存しない」というスタンスを確立しておくと、やる気の波が訪れたときに高い集中力で一気に成果を伸ばすことができます。

モチベーションが湧いたときには最大限に活かしつつ、湧かないときでも最低限の行動を続けられるのが理想です。

モチベーションに頼らない戦略①──習慣の力

モチベーションの波に左右されないために、まず注目したいのが「習慣の力」です。たとえば朝起きた後の流れや、帰宅後の流れは、やる気の有無に関係なく、いつも同じ動作を繰り返している人も多いのではないでしょうか。

同じように、仕事でも「モチベーションに関係なく自動的に動けるパターン」を作ってしまえば、気分が乗らないときでも最低限の行動を継続できるようになります。

  • タスクをルーティン化する
    たとえば「朝イチにメールをチェックする」「午後イチに書類整理を行う」など、時間や順序をある程度固定すると、「やる気があるから動く」のではなく、「その時間になったら自然と体が動く」という状態を作りやすくなります。
  • 小さく始める習慣をつける
    気の進まない作業ほど「まずはPCを開く」「まずは5分だけ」「まずは1ページだけ」など、小分けの目標をクリアしやすい形で設定し、小さく手をつける習慣にしておくのがオススメです。はじめは慣れないかもしれませんが、徐々に「やる気がなくても手は動く」習慣が育まれていきます。

このように、行動そのものを習慣化すれば、モチベーションが高まるまで待たずとも仕事をこなせるようになります。結果として、やる気の波が小さくなったとしても、行動が大きく停滞することを防げるのです。

行動分析学を活用した習慣の作り方は、こちらの記事をご覧ください。

モチベーションに頼らない戦略②──環境と仕組みの力

「行動分析学」では、行動を生み出す要因として環境と結果(報酬)が非常に重要だと考えられています。モチベーションを問わずやるべき行動が自動で始まるように、外部環境と仕組みを整えることがポイントです。

環境が行動を決める

人の行動は、行動の前に存在するきっかけや状況の影響を受けます。どんな環境で、どんな行動をとるのかは人それぞれです。自分にとって行動しやすい環境や、行動しにくい環境を知ることで、環境を操作して望む行動を自由自在に引き出せるようになります。

  • 「やるかどうか」より「やらざるを得ない状態」を先に作る
    たとえば、デスクの上に作業道具をきちんと用意し、パソコンの画面を最初から必要なソフトにしておくなど、行動開始のハードルを可能な限り下げておくのです。そうすると、「やりたい・やりたくない」と迷う余地が生まれず、自然と作業に取り掛かれるようになります。
  • デスク周りの整理・デジタルツールの導入など、即効性のある環境整備
    使うツールやアプリを最小限にし、必要なものだけが視界に入るよう工夫すれば、モチベーションが低いときでも作業を始めやすくなります。

報酬を仕組み化して行動を後押しする

人の行動は、行動後に得られる環境の変化の影響を受けます。これをうまく設計すれば、モチベーションに依存せずに行動を続けやすくなります。

  • 行動後に得られる「小さなご褒美」を自動化
    たとえば「タスクが一区切りついたらコーヒーブレイクを取る」と決めておくだけでも、脳は行動を先に進めようとします。特にモチベーションが低いときほど、こうした明確なご褒美が最初の一歩を後押ししてくれます。
  • 周囲の評価やフィードバックを受けやすい体制を組む
    チーム内で定期的に進捗を共有したり、誰かと一緒に小さな目標を決めたりすると、自分の気分が乗らないときでも“みんなの視線”や“約束”がモチベーションの補助となります。

組織化・仕組み化によってスムーズに動くワークフロー

モチベーションに頼らず動ける環境を作るには、個人レベルだけでなく仕事のフロー全体を組織化・仕組み化することが効果的です。

  • 明確なタスク分担とスケジュール管理
    チーム内で誰が何を担当し、いつまでに仕上げるかをあらかじめ固めておけば、「やる気が出ない」ときでもやらざるを得ない状態を保てます。
  • タスク管理ツールや自動化ツールの導入
    人間の意志より先に締切アラートやリマインド通知がやってくる仕組みにしておけば、「やりたくないから放置」というモチベーションの低下を防げます。
  • 適切な人員配置で「できないことはやらない」
    そもそもモチベーションが低いタスクを自分でやる必要がないように、チームを作るというのも一つの手です。できないことに割く時間と労力を、他のタスクにあてることができるようになります。

このように、個人の感情を超えた行動を自動で促す仕組みを整えておくことが、モチベーションの有無に左右されない仕事スタイルにつながります。

専門家に相談するメリット:あなたに合った“モチベーションのバランス”を見極める

モチベーションに依存しない働き方に変えていきたい!

その場合、どうしても自己流だけでは限界や盲点が生まれやすいものです。そこで専門家の力を借りると、あなたに最適なモチベーションの使い方や仕組みを明らかにできるメリットがあります。

モチベーションで仕事をした方が良い人、そうでない人

すべての仕事が「モチベーション不要」というわけではありません。プレゼンなど人前でのパフォーマンスが必要な場面では、高いモチベーションが強い武器になることもあります。

一方、メールの返信や事務処理など繰り返し作業が多い仕事、長期的にコツコツと進めていかなければならない仕事は、モチベーションよりも習慣化や仕組み化のほうが結果を安定させる近道です。

専門家は業種・職種、そしてあなたの個性を踏まえて、モチベーションで仕事をした方が良い時とそうでない時の最適なバランスをアドバイスしてくれます。

普段からモチベーションに依存しているかどうかを現状分析

あなたがモチベーションに依存しているかどうかを客観的に把握することも大切です。これまでの行動履歴を振り返ると、「やる気がないとまったく手をつけない」「やる気が出たときだけ一気に進める」といったパターンが見えてくるかもしれません。

こうした依存状態を分析したうえで、モチベーションをうまく活用するか、あるいは別の仕組みを中心に据えて行動するかなど、今後の方針を決めやすくなります。

自己流で取り組んでいると、自分では気づきにくい盲点がどうしても残ってしまうものです。専門家が客観的にサポートすることで、「どの習慣をどういう順番でつくるのが適切か」や「どういう環境を選べば良いか」「どの場面でモチベーションを生かすべきか」といった具体策を見いだしやすくなります。

結果として、長期的に安定した成果を上げる方法を確立しやすくなるのです。

あなたの仕事・ライフスタイルに合った戦略をプロが提案

専門家の役割は、あなたの目標や現状を踏まえつつ、最適な戦略を設計することです。

  • 目標や現状を丁寧にヒアリング→状況に合わせたモチベーションの活用法をデザイン
  • 外部の目線が入ることで、より正確な“自分に合うバランス”がつかめる
  • 結果として、安定した成果&ストレスフリーな働き方につながる

長期的な視点で「モチベーションをどう取り入れるか」「どこを自動化・仕組み化するか」を考えると、着実に成果を積み上げながら、必要以上のストレスを感じずに行動を続けられます。

モチベーションを超えた“成果最大化”の仕事術

モチベーションは、一時的に行動を後押ししてくれる強力な要素である一方、それに頼りすぎるとやる気の波に大きく振り回されてしまいます。

逆に、習慣や仕組みを中心に据えて働き方をデザインすれば、やる気が低いときでも一定の行動を維持でき、強いモチベーションを感じたときには最大限に活かせるのです。

ここまで見てきたとおり、行動分析学の視点を使えば、環境や報酬の設定、そして習慣化の仕組みづくりによって「モチベーションの有無に左右されない仕事スタイル」を手に入れることが可能です。あなたの価値観や行動傾向に合わせて、どこまでモチベーションを使い、どこを仕組みに任せるのか。そのベストなバランスを模索することで、長期的に安定した成果を出し続ける道が開けるでしょう。

「どうしてもモチベーションが続かない」「やる気に振り回されて疲れてしまう」という方は、ぜひ今回のポイントを踏まえ、まずは身近なところから少しずつ仕組みづくりを始めてみてください。

モチベーションに振り回される人生を変えていきましょう。

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